イケさんのブログ

4歳の息子がいるパパの奮闘記。仕事は教育ITベンチャーに転職したばかり。仕事や教育や子育てについて、ゆる〜く書いていきます。

大手予備校から教育ITベンチャーへ転職した理由①

今日は大手予備校から教育ITベンチャーへ転職した理由を書きます。

 

私は新卒から8年、大手予備校のTハイスクールに勤めていました。(大手3大予備校のアレです。)

元々は自分自身が生徒であり、学生チューターでもあったので、紆余曲折あったものの就職したことに後悔はありません。

 

入社2年目の5月から教室長を任せていただき、結局7年で3校舎を担当しました。

今振り返ってみても、まだ社会人としても不完全なハナタレ小僧に、よくまぁ会社は教室長なんてやらせたなぁと思いますが。。。それでも成長の機会をくれた会社に感謝しています。(ちなみに今は3年目辺りで任命されることが多いです。)

Tハイスクールでは正直キツいツラいカナしいことも数え切れないほどありました。それでも好きで飛び込んだ教育の世界でしたし、そして何よりTハイスクールに来るような子たちは本当に良い子たちばかりで、教え子たちの素直さ・頑張りに逆に刺激をもらって、楽しい嬉しい喜びに溢れる経験も、数え切れないほど体験させてもらいました。

まぁこの辺りの詳細は追々書いていきます。

 

転機は今年の2月。

嫁の体調悪化に伴い、家庭が崩壊しかけ、転職を決意しました。

 

当時の私は、前年の7月から新規開校校舎を任され、ワンオペで軌道に乗せようと必死に働いていました。朝は子どもを保育園に送ってから10時過ぎには出社し(塾予備校は普通正午~午後2出社が一般的だと思います)、毎日ほぼ終電で帰り、日が変わって1時か2時に帰る生活でした。休みは平日に1日、週末に1日。ワンオペなのでよく言えば裁量労働制、休みも自分で決められるのですが、結局ワンオペなので学生チューターが勤務に入れる日しか休めません。また週末は、面談(生徒面談や三者面談など様々)の予定が次々入ってくるので、営業状態が芳しくないときなどは、正直出ざるを得ないときもありました。

 

そんなこんなで必死に働いてはいたものの、子どもは当時2歳になったばかりで可愛い盛り、かつ一番手のかかる時期。嫁は働きながら、平日は家事を全て一人でやり、かつ子どもに食事を食べさせ風呂に入れ寝かしつける。。。私が勤務に出てしまっていた週末は一人で終日面倒を見る生活でした。両家も近隣ではないため親が手伝いに来てくれることもなく、私の転勤で連れ回していたので近所に知り合いの方もなく、嫁は孤独だったと思います。

 元々身体が強い方ではない嫁は限界を迎え、日々体調不良が続くようになりました。帰ると「眠れない」と言って泣いている日もありました。心療内科にも通うようになり、ギリギリの状態が続いていました。。。

私は横目でそんな家庭を見ながら、それでも好きな教育現場の仕事を辞めるつもりはなく、何とかなるだろうと高を括っていたのです。

 

(続く)